私たちの身体を動かすためには筋肉を「膨張させる力」と「縮める力」の2つの力が必要です。
従来のストレッチや筋トレのように筋肉を鍛えるのではなく、微弱刺激を与えてゆるませ、柔軟性のない筋肉を風船のように縦横と膨らませ、柔らかく理想的な状態に戻していくこと。
ただやみくもに不調を感じている筋肉を直接緩めるのではなく、影響力の強い支持筋(屈筋)に直接アプローチして、影響を受ける側の筋肉(伸筋)を間接的に効率よくゆるめること。
口腔・胸腔・腹腔といった内臓を格納する腔を広げる事によって、身体の力学的な安定を図り内臓の機能を高め、細胞全体の機能を改善(アンチエイジング)すること。
の3つの考えを基本とします。
細胞には、環境を整えれば自ら改善する力があります。
さとう式では循環をよくするために外力を与えたり、薬に頼ったりするのではなく、リンパの流れる道筋を整え、身体が自然によくなる力を引き出す事を重要視します。
自分の身体の一番の理解者は他の誰でもない、自分自身です。
筋肉をゆるめ、腔を広げ、身体に備わっている機能を活かして引き出す。
この一見単純でシンプルな理論をいかに継続していくかがあなたの理想的な人生に繋がります。